ホームページ制作会社(業者)の選び方・比較ポイント
企業のブランディングや集客において、ホームページの役割はますます重要になっています。しかし、数多くの制作会社が存在する中で、どの会社を選べばよいのか迷う方も多いでしょう。この記事では、ホームページ制作会社を選び方や比較ポイントや注意点を詳しく解説します。
更新日
2025/12/03
公開日
2025/03/19
藤岡 敦
株式会社osechi 代表取締役。文化体験WebサービスやWebメディア立ち上げ運用、譲渡を経験後。2021年よりWebサイト制作の提供を開始。顧客の解像度を高め顧客課題や行動、期待値を把握することで中小企業のリード獲得や採用課題を解決することを得意としている。
「ホームページを作りたいけれど、制作会社が多すぎてどこに頼めばいいかわからない……」 「見積もりをとってみたけれど、金額の差が激しくて判断できない」
ホームページ制作(Web制作)は決して安い買い物ではありません。しかし、業者選びに失敗してしまい、「高いお金を払ったのに全く問い合わせが来ない」「更新が難しくて放置してしまった」というケースは後を絶ちません。
本記事では、Web制作業界のプロが「失敗しないホームページ制作会社の選び方と7つの比較ポイント」を徹底解説します。特に、集客の要となるSEO対策に強い業者の見極め方**についても詳しく触れていますので、ぜひ発注前の参考にしてください。
目次
制作会社を探す前に決めておくべき2つのこと
ホームページ制作会社の選び方・比較ポイント7選
自社と同じ業界・業種の実績があるか
デザインのテイストが自社のイメージに近いか
「提案」をしてくれるか(イエスマンではないか)
担当者との相性とレスポンスの早さ
更新・修正のしやすさ(CMSの導入)
料金体系と見積もりの明確さ
公開後のサポート・運用体制
本当に集客できる?SEOに強い制作会社の見極め方
注意!こんな制作会社には依頼してはいけない
まとめ:ホームページ制作は「パートナー選び」が重要
1. 制作会社を探す前に決めておくべき2つのこと
制作会社への問い合わせ(相見積もり)を行う前に、社内で以下の2点を明確にしておきましょう。これらが曖昧だと、制作会社も正確な提案や見積もりができません。
ホームページを作る「目的」
名刺代わりに会社案内があればいいのか?
検索から新規顧客を獲得したいのか(集客)?
求人応募を増やしたいのか(採用)?
予算と納期
予算の上限はいくらか(50万円、100万円、300万円〜など)
いつまでに公開したいか
2. ホームページ制作会社の選び方・比較ポイント7選
数ある業者の中から、自社に合ったパートナーを選ぶための具体的なチェックポイントです。
① 自社と同じ業界・業種の実績があるか
制作会社のWebサイトにある「制作実績」を確認しましょう。自社と同業種の実績が豊富であれば、業界特有の商習慣や、ターゲットユーザーの傾向を理解している可能性が高く、話がスムーズに進みます。
② デザインのテイストが自社のイメージに近いか
「かっこいいデザイン」と「売れるデザイン」は異なりますが、制作会社ごとに得意なデザインの傾向があります。シンプル、ポップ、高級感など、自社が目指すブランドイメージに近いデザインを作れる会社かを確認してください。
③ 「提案」をしてくれるか(イエスマンではないか)
こちらの要望をすべて「できます、やります」と答えるだけの会社は危険です。プロの視点から「その仕様はユーザーが使いにくいので、こうしませんか?」と代替案を出してくれる会社こそ信頼できます。
④ 担当者との相性とレスポンスの早さ
制作期間は数ヶ月に及びます。担当者(ディレクター)との相性は非常に重要です。「専門用語を使わずに説明してくれるか」「メールの返信は早いか」といった基本的なコミュニケーション能力をチェックしましょう。
V. 更新・修正のしやすさ(CMSの導入)
ホームページは公開してからがスタートです。 「お知らせの更新ごときで毎回費用がかかる」とならないよう、自社で簡単に更新できるシステム(WordPressやStudioなど)で制作してくれるかを確認しましょう。
⑥ 料金体系と見積もりの明確さ
見積書に「Web制作一式」とだけ書かれていないでしょうか? 「ディレクション費」「デザイン費」「コーディング費」など、内訳が詳細に書かれている会社を選びましょう。また、**初期費用だけでなく、月額の保守費用(ランニングコスト)**がいくらかかるかも必ず確認が必要です。
⑦ 公開後のサポート・運用体制
「作って終わり」にする制作会社もあれば、公開後のアクセス解析やブログ更新のサポートまで伴走してくれる会社もあります。自社にWeb担当者がいない場合は、運用サポートが手厚い会社を選ぶのが無難です。
3. 本当に集客できる?SEOに強い制作会社の見極め方
多くの制作会社が「SEO対策もできます」と謳っていますが、そのレベルには雲泥の差があります。本当にSEOに強い会社を見極めるための質問をしてみましょう。
「内部対策」の具体的な内容は?
パンくずリスト(構造化データ)の設定、見出しタグ(h1, h2)の適切な使用、表示速度の改善など、技術的な説明ができるか。
「コンテンツSEO」の提案はあるか?
ただキーワードを埋め込むだけでなく、「どんな記事を書けばターゲットに刺さるか」というコンテンツの企画提案ができるか。
制作会社自体のサイトは検索上位か?
「地域名 + ホームページ制作」などで検索し、その会社自身が上位表示されているか確認しましょう。
4. 注意!こんな制作会社には依頼してはいけない
以下のような特徴がある場合、契約トラブルに発展するリスクがあります。
「必ず検索1位にします」と断言する
Googleのアルゴリズムは非公開のため、順位を保証することは誰にもできません。
初期費用0円で、高額なリース契約(5年〜7年)を結ばせる
途中解約ができず、トータルで相場より数百万円高くなるケースがあります。
制作実績を見せてくれない
下請けに丸投げしているか、クオリティに自信がない可能性があります。
5. まとめ:ホームページ制作は「パートナー選び」が重要
ホームページ制作会社の選び方について解説しました。 もっとも大切なのは、**「御社のビジネスを理解し、同じゴールを目指してくれるパートナーかどうか」**です。
金額だけで決めるのではなく、担当者の熱意や提案内容をしっかり比較して、信頼できる会社を選定してください。
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当社〇〇では、集客に特化したホームページ制作を行っています。 「ただ作るだけ」ではなく、構造化データを適切に設定した内部SEO対策や、Studioを用いた更新しやすいサイト構築が得意です。 まずは無料相談にて、御社のお悩みをお聞かせください。

