Web18

Webサイト制作の進め方について18ステップに細分化し執筆しております。

更新日

2025/10/24

公開日

2025/10/23

Webサイト制作の進め方
Webサイト制作の進め方
Webサイト制作の進め方

著者プロフィール

著者プロフィール

著者プロフィール

藤岡 敦

株式会社osechi 代表取締役。文化体験WebサービスやWebメディア立ち上げ運用、譲渡を経験後。2021年よりWebサイト制作の提供を開始。顧客の解像度を高め顧客課題や行動、期待値を把握することで中小企業のリード獲得や採用課題を解決することを得意としている。

Webサイト制作は、単にデザインを作るだけの作業ではありません。
現状の課題を明確にし、目的を共有しながら、戦略的に進めることで初めて「成果につながるサイト」が生まれます。
この記事では、弊社のWebサイト制作の進め方を、実際の流れに沿ってご紹介します。


  1. 初回ヒアリングと現状分析(無料)

まずは現状の課題を明確にするため、以下の内容を中心にヒアリング・分析を行います。

現サイトのアクセス解析

過去のお問い合わせ履歴や反響の傾向

受注・失注・解約案件の分析(どんなお客様が離れているのか)

簡易的な競合サイトの比較調査

簡易キーワード分析による現状のSEOポジション確認

現状を多面的に把握することで、リニューアルの目的や方向性を明確にします。


  1. リニューアル提案書の作成(無料)

ヒアリング結果をもとに、課題を整理し、改善方針やサイト構成案をまとめた「リニューアル提案書」を作成します。
この段階では、目指すべき方向性や必要なコンテンツを可視化することを重視します。


  1. ご提案(提案書・見積書のご提示)[ここまで無料]

提案書と見積書をもとに、どのような進め方で成果を出していくかを丁寧にご説明します。
ここまでの工程はすべて無料で対応しています。お気軽にご相談ください。


  1. ご契約とお支払い

正式にご発注をいただいた後、契約書を締結します。
請求書を発行し、初回のお支払いを確認後に制作を開始します。


  1. 初回ミーティング

制作開始前に、改めて全体スケジュール・体制・目的・ゴールを共有します。
ここでクライアント・弊社双方の認識を一致させ、スムーズな進行を目指します。


  1. 調査・分析フェーズ

アンケートやインタビューを通して、顧客視点での価値を整理

キーワード分析で検索ニーズを可視化

競合サイトの構成・表現・SEO傾向を比較

この工程で得られた情報が、後の情報設計とコピーライティングの基盤になります。


  1. 情報設計・構成設計

サイト全体の情報を整理し、「どんな順序で・どんなメッセージを・どのページで伝えるか」を設計します。

ディレクトリマップ・サイトマップの作成

各ページの目的と導線設計

コンテンツ配置の優先順位づけ


  1. ワイヤーフレーム作成

情報設計をもとに、各ページのレイアウト構成を設計します。
この段階ではデザイン前の骨組みを共有し、コンテンツの方向性を確定します。


  1. デザイン設計(トンマナ・フォント・ビジュアル)

トンマナ(トーン&マナー)やフォントを選定し、ビジュアルデザインを行います。
企業イメージやブランドの世界観を反映しつつ、ユーザーが見やすく、行動しやすいデザインを目指します。


  1.  コンテンツ設計

コピーライティング(訴求軸の言語化)

写真撮影・イラスト制作

実績・インタビューなどの原稿整備

単に「見た目を整える」だけでなく、「伝わるコンテンツ」を構築します。


  1.  開発フェーズ

デザイン確定後、サイト構築を進めます。

フロントエンド実装(HTML/CSS/JavaScript)

CMS開発(WordPress / STUDIO / Shopifyなど)

アクセス解析設定(Google Analytics・Search Console)


  1.  テスト検証

公開前に、さまざまな環境での動作を徹底チェックします。

各デバイス(スマホ・PC・タブレット)での表示確認

各ブラウザの表示検証

お問い合わせフォームなどの動作テスト


  1.  公開・納品

最終確認後、公開作業を実施。
必要に応じてサーバー設定やドメイン切り替えもサポートします。
公開後もアクセス解析を通じて運用改善のご提案を行います。


  1.  まとめ

Webサイト制作は「デザイン制作」ではなく、「事業課題の解決プロセス」です。
弊社では、現状分析から公開後の運用まで、一貫して伴走しながら成果につながるサイトを目指しています。

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